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NPO法人国際セーヴァの会

NPO法人国際セーヴァの会は、ヨーガを学ぶ有志が活動を始めた国際ボランティア団体です。 日本の内閣府から非営利団体として認証を受けて活動しており、タイ国文部省とも連携して教育活動を行っています。

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夕日

7月10日(火)

今日は、午前中に4時間(日本語主専攻1年生のクラス)、午後4時間(副専攻ビジネス英語3年生のクラス)2クラスの授業がありました。

午前中の授業は、朝8時半から始まります。今年の1年生はとても真面目で、授業開始5分前もしくは時間きっかりに来ます。そして、今日、時間と曜日、起きます・寝ます・勉強します・休みます・終わります・読みます・食べますなどの動詞を勉強しました。

新しい言葉は、何度も繰り返し意識して使わないと身につかないように思います。これは私自身にも言えることで、タイにいる以上必然的にタイ語を話さなくては生活できません。しかも、シーサケットはタイの東北に位置し、東北弁の『イサーン語』とラオス語とカンボジア語が日常的に話されている地域です。

普段、学生たちのおしゃべりを聞いていると、彼らはほとんどイサーン語とラオス語で、何を話しているのかわかりません。イサーン語は、日本で言うところの『津軽弁』とでも言いましょうか。

私自身、出身が青森なので津軽弁は得意中の得意です。共通語を話すときよりも津軽弁を話しているときのほうが楽で、心の扉も全開になっている気がします。タイ語もイサーン語もラオス語も、まだまだ話すのは下手ですが、心は全開に近くなりつつあります。因みに、授業ではもちろん学生と話すときは共通語ですよ。 

写真は、木の実と寮から見えた今日の夕日です。
大学は緑に囲まれ、見える限りどこまでも緑が続いています。
夕日はほんの5、6分の間に次々と表情を変え、あまりの美しさに見とれてしまいました。
心の扉、全開です。

夕日

夕日1

夕日2

夕日3

夕日4


木の実は『カオマオ』という名前で、食べられます。帰宅途中、大学の寮の前で偶然すれ違った学生がくれました。ご覧のように、実は米粒位の大きさで、中に小さい種があって、すっぱい味がします。私はこれを洗わずに食べちゃいました!!大丈夫かなあ~。


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瞑想合宿

日本語教師日記

7月6日(金)

瞑想2

瞑想


今日から3日間、新入生を対象にした瞑想会が大学構内で行われ、初日の今日、私も開会式に行って来ました。瞑想会は毎年行われており、シーサケットの郊外にあるお寺のお坊さん4名が大学に来て大学で2泊3日寝泊りしながら指導してくださいます。

さて、今日は朝8時から図書館棟の五階で開会式があるということで、8時前に館内のエレベーターに乗って会場へ向かったところ、そこでちょっとしたハプニングが起きました。乗り合わせた学生は男子が5人、女子が10人ほどで教師は私一人です。

女子学生A「日本人の先生だよ。みんな挨拶して。ほらほら、はやく。」
私「あ。おはよう。サワディーカー!」
男子学生B「おお。先生。」
男子学生C「・・。」(ちらっとこちらを振り返り、照れくさそうにニコニコしながら目で挨拶。)

とまあ、そうこうしているちに五階に着いたので皆、エレベーターから降りる準備をして扉が開くのを待っていたところ、なんと扉が開かないではありませんか。

学生たちも私も突然の出来事にびっくりです。  

一番丈夫そうな体つきの男子学生が、扉をむりやり開けようとしたものの、一瞬、5センチほど開いてすぐ閉じてしまいました。しかも、その5センチの隙間から見えた景色は暗闇。それを見て皆が一同に「え!ここはどこ~?!」「なんで~。」「どうなってんの?」等など言いながら、女子学生が男子に非常ベルを鳴らすように指示して、非常ベルを鳴らすも誰も応答なし。鳴らしたところで、誰がどこで動いてくれるのだろう。

非常ベルがだめだったので、そのボタンの横にある電話マークのボタンを他の学生が押してみたけれど、案の定、応答なし。大学にエレベーター担当の人がいるなんて見たことも聞いた事もありません。

他の学生が、五階ではなく四階のボタンを押してみたりもしたものの、うんともすんともいいません。しばらく沈黙が続き、待つのもなんなので、私は携帯電話で外にいる先生に連絡をすることに。そしてかばんから電話を取り出そうとした瞬間、突然、扉ががっと開いたのです。狭い空間に閉じ込められた開放感から、私たちは喜びの歓声をあげながら外へ出たのでした。何もなくてよかったよかった。

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ワイクルー

6月28日(木)

ワイクルー

今日は学生が教師に感謝の気持ちを伝える式典『ワーイクルー』の日です。

ワーイクルーの“ワーイ”とは、合掌をして挨拶をするという意味で、“クルー”は教師のことを言います。タイでは毎年、全国どこの学校でも行われており、ここシーサケット・ラジャパット大学でも朝から厳かに、教師に感謝しますというワイクルーの歌とともに式典が執り行われました。

ワイクルーでは、学生たちが前日、教師に贈るための盛花を手作りで制作します。

日本語学科でも、今年1年生が盛花を作ってくれました。ちなみに、この花は各学科の学生らがお金を出し合って作っていて、花のほかにスイカやパイナップル、バナナの葉のようなタイらしいものや、学部によってはカメラ、CD、鉛筆、ペン、ろうそくなど様々なものが使われていたりと、先生方の目を楽しませてくれました。


ワイクルー

ワイクルー

ワイクルー

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美智子さん

6月11日(月 )

新学期が始まって今日で1週間。

日本語学科では、今学期から家庭の事情で大学に来られなくなった2年生の男子学生がいます。彼の名はT君。日本語学科の学生はみんな日本名を持っていて、T君の日本名は “美智子”という名前で、私は彼を“美智子さん”と呼んでいます。

美智子さんはクラスの中では日本語の成績も良く、去年、彼は女子寮にある美容院でアルバイトをしながら大学に通っていました。また、勉強のほかに踊りも上手で、大学のイベントがあると必ず華やかな衣装を身にまとい、お化粧もばっちりきめてタイ舞踊などを踊ってくれる学生でした。

そんな美智子さんが大学をやめて、来週からバンコクで働くらしいという噂を聞きつけた私は彼を職員室に呼んで、今後どうするのかを話し合うことにしました。他の学生によると、彼の両親は稲作農家で、事情により今年から学費が支払えなくなったとのこと。

大学の学費は年間1万バーツ必要です(日本円で約3万円)。1万バーツだったら、資金援助できるかもしれないなあと考えていましたが、今日のいでたちは、この前会った時と違うヘアスタイルで、しかも、かわいい女子学生の制服を着て登場。美智子さんと話をしているうちに、学費が支払えないわりに携帯電話を2台持っていることが判明。

どうしたものかと頭を抱える私をよそに、彼はひと通り私の話を聞いた後、明るくこう言ったのでした。「佐藤先生、ありがとうございます。でも、マイペンライ!先生、私は大丈夫です。バンコクで働きます。そして、お金を貯めて、もう一度この大学に戻ってきます。」と。

美智子さん

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